- 我々が無意識に欲しているスキャンダル映像は、このようにして「作られて」いるのだ!
現代社会の悪魔を演じるジェイク・ギレンホールは身の毛がよだつほどにおぞましく、
そして魅惑的だ!! - 大根仁さん(映画監督)
- 映像はフレームの中で起こる事が全てである。
映像は撮る人間の歓喜も狂気も写し出す鏡。
この主人公は今やスマホを持つ人間全員がなりかねない姿かも知れない。 - おちまさとさん(プロデューサー)
-
とんでもなく面白くて、とてつもなく後味が悪い。
その闇を這いずる狂気の残滓が快感にもなる。この映画、とんだ反則だ。 - 小島秀夫さん (ゲームデザイナー)
- この映画の主人公は、狂っていく。
でも、テレビ界で本気で働く人が見たら、その狂気に共感してしまうだろう。
だからこの映画は危険だ。だからおもしろい。 - 鈴木おさむさん(放送作家)
- 激しい視聴率競争の裏側で、倫理と法律を踏み外して、
欲望を際限なく肥大化させる映像パパラッチを描いたスサマジイ映画だ! - 田原総一朗さん(ジャーナリスト)
-
陽気なロサンゼルス(LA)の昼間と違って夜の裏側が実に興味深くリアルに描かれている。
パパラッチの定義を超える前代未聞のカメラマン。最後までハラハラする。
今までここまで撮る対象に負けないカメラマンは初めて。(ルイスを)応援してはいけないけど、つい応援してしまう異色なキャラクター。
沢山の追っかけカメラマンやパパラッチを知っていますがここまでやる人はいない。いたら知らん振りします!
身近に居そうなルイスの裏面を見事に演じるジェイク・ギレンホールの行動がどんどんエスカレートしてポップコーンを食べさせてくれない!(ポップコーンを食べる余裕がない) 最初観た時は思わず持ってる(すべて)カメラの電池を全部外しちゃった!
迫力あるシーンが正に連写!
ジェイク・ギレンホールの映画は待ちギレン!
ジェイク・ギレンホールを待ちギレン! - デーブ・スペクターさん(TVプロデューサー)
-
歪んだ意識高い系君による、ブラック企業立ち上げまでの、
超最低最悪のサクセスストーリー。
絶対、真似してはいけません。 - 真梨幸子さん(ミステリー作家「殺人鬼フジコの衝動」)
-
「刺激的な映像」を求め、歯止めが効かぬほど事件を“演出”して撮影する主人公。
日本のテレビのヤラセと同根の構図が見えた。 - 水島宏明さん(ジャーナリスト/法政大学教授)
-
疾走する狂気。暴走するメディア。人の皮を被った「死肉喰い」。
胴震いするほど冷たい夜気を孕んだ、おぞましくも瞬きすら許さぬ傑作だ。 - 宮崎哲弥さん(評論家)
- 主人公に全く共感出来ないのに何故だか最後まで目が離せない。
それはたぶん認めたくはないが、自分の中にもジェイク・ギレンホールの持つ哀しい空っぽの目が少なからずあるからだと思う。この映画を全くの他人ごとだと思える人は幸せだと思う。 - 山下敦弘さん(映画監督)
-
気持ちいいほど最低のダーティーヒーロー!
後味の悪さにも、キレがある。不気味さに、涼やかさがある。
いっそ、こうなりたい。 - リリー・フランキーさん (イラストレーター)
※50音順